インプラント

歯を失ってしまった
方への治療法

歯を失ってしまった方への治療法

インプラント治療とは、歯が失われてしまった部分に人工の歯を埋入する治療のことです。人工の歯根を顎の骨の中に埋め込み、その上に人工の歯を固定します。

入れ歯やブリッジと異なり、隣の歯を削って負担をかけることもありませんし、自分の歯と同じような感覚で違和感なく噛むことができるようになります。また、下顎の総入れ歯が不安定で動いてしまう方や、上顎の総入れ歯で口蓋が無いものを使用される場合などには、インプラントによって入れ歯を固定する方法も有効です。

歯茎を切らずに、最小限の侵襲で行うインプラント治療を実現

当院では、患者様の体への負担を極力抑えながら、理想的な位置にインプラントを埋入できる『ワンガイドシステム』を導入しております。

この技術により、インプラント手術の際の傷口を小さくし、手術時間も短縮可能です。その結果、患者様のお体への負担を軽減できるほか、顎の骨にある重要な血管や神経を避けて安全にインプラントを埋め込むことが可能です。

*歯茎の切開なしは、場合によります。

ワンガイドシステム

ワンガイドシステムとは

インプラントは、人工歯根を顎の骨に埋め込み、骨と結合させることで、ご自身の歯のようにしっかり噛めるようにする治療法です。

しかし、インプラントはただどこにでも埋め込めば良いわけではありません。顎の骨には大切な神経や血管、副鼻腔といった重要な組織や器官があり、さらに噛み合わせも考慮して慎重に埋入位置を決める必要があります。

当院では、オステム社の「ワンガイドシステム」を導入し、CTスキャンで取得した立体的な顎の骨のイメージをもとに、コンピュータで最適な埋入位置を正確に決定しています。これにより、患者様の安全を守りつつ、理想的な位置にインプラントを埋め込むことが可能です。

ワンガイドシステムで実現できる
4つのこと

大事な血管や神経、
器官を避けて
手術が行える
ワンガイドシステムでは、CT撮影で得られた顎の骨の立体画像をもとに、インプラントの最適な埋入位置を決定します。

その後、患者様の顎の骨をもとに作成したOne Guideテンプレートを用い、そのガイドに沿って手術を行うことで、決めた位置に正確にインプラントを埋め込むことができます。

この方法により、顎の骨の重要な部分を傷つけることなく、理想的な位置にインプラントを安全に埋入することが可能です。
傷口を最小限に抑える
通常のインプラント手術では、インプラントを埋め込む際に歯茎を切開し、骨を露出させてその状態を確認したうえで処置を行います。

しかし、ワンガイドシステムを使用することで、あらかじめ立体画像で顎の骨の状態を把握したうえで最適な埋入位置を決定できるため、歯茎を切開する必要がありません。

その結果、手術によるダメージが軽減され、痛みや腫れ、出血が最小限に抑えられるほか、傷口の回復も早まります。
治療時間を短くできる
ワンガイドシステムを用いることで、歯茎を切開、剥離、縫合する工程を省略できます。また、埋入位置が事前に正確に決まっているため、位置を迷うことなくインプラント手術を行うことができ、手術時間を短縮できます。

特にインプラントの埋入本数が多い場合には、体への負担を最小限に抑え、短時間で効率的に手術を進められるという大きなメリットがあります。
当日に仮歯を入れることが可能
インプラントの埋入位置を事前に決定できるため、仮歯をあらかじめ準備しておくことが可能です。これにより、症例によっては手術当日に仮歯を装着することもできます。